エレン・ディル(16)
『私の名前はエレン・ディルです。シュヴァルツ王国第二王女です、よろしくね!』
シュヴァルツ王国の第二王女。
天真爛漫でとてもマイペースな王女様だが、国民の事を第一に考える良き王女でもある。国民からは人気が高い。
フェイは良き兄貴分で信頼のおける幼馴染な護衛騎士。
セレナは信頼している姉。
フェイ・ローレンス(17)
『俺の名前はフェイ・ローレンス。シュヴァルツ王国第二王女護衛騎士だ。』
シュヴァルツ王国の第二王女・エレンに仕える護衛騎士の少年。
クールであまり人と触れ合う事が好きじゃないが、エレンは幼馴染で妹的存在なので進んで手を焼いている世話焼きマン。
ウィル元帥閣下とは兄弟で仲は恐らく良好。
今日もエレンの世話で明け暮れる充実した日々を送っている。
アレック・リトナー(20)
『俺の名前はアレック君です!お茶目なシュヴァルツ王国の自由人だよ。』
幼少の頃反逆者の子供として差別を受けていたが、唯一の心の拠り所であったセレナに癒され明るく前向きな性格になった。
今では自由人だが根は真面目。
剣士としての腕前はすこぶる高いが束縛があまり好きじゃない為、今はシュヴァルツ王国で遊び歩いている。
ニコラ・オルセン(19)
『俺の名前はニコラ・オルセン。そこら辺の機工士だぜッ、よろしくな!』
幼い頃から手先が器用で機械を作る事が好きだった。
実はノールオリゾン国から来た移民で今はシュヴァルツ王国でアレックと遊び歩いている。
彼の作る機械人形は魂が込められている。
実はアレックの事を気に入っているのでよくつるんでいる。
香月 七瀬(16)
『うちの名前は香月七瀬やで。今はダニエル様の元でこき使われとるで。』
つつじの里を家出して今現在男爵領主・ダニエルに拾われた元気はつらつな相棒。つまり家臣。
家出理由はつつじの里の頭領・玲と色々な面で折り合いが付かなかった為、無一文で飛び出した。
ダニエルとは良き相棒だが七瀬はそれ以上の感情を持っている。
ダニエル・フォン・マクスウェル(25)
『僕の名前はダニエル。マクスウェル男爵領の領主をしているよ。』
若きマクスウェル男爵領領主。
物腰柔らかく爽やかな性格で領民には大人気。
七瀬は良き相棒だが彼女にはちょっと気があるようだ。
幼少期にノールオリゾン国で色々あったため、顔には出さないがハワードやノールオリゾン国には憎しみを抱いている節がある。
ウィル・リーヴィ(24)
『私の名前はウィル・リーヴィと申します。キース王の悲願を必ずや叶えて見せる所存です。』
シュヴァルツ王国前王の身の回りの世話係だった所、天才的政治力を見出され出世した現元帥閣下の青年。
キースを思うあまりシュヴァルツ王国の為なら何でもする覚悟を持っている。
フェイとは異母兄弟。
エルマ・エッカート(18)
『ワタシの名前はエルマ・エッカート。シュヴァルツ王国で預言者として占いをしているんだな。』
現在シュヴァルツ王国で予知能力を活かし預言者として生きている少女。
ノールオリゾン国で異端児として虐げられていた為、シュヴァルツ王国に移り住んできた。性格はへそ曲がりの頑固者。
ニコラの事を意識しているがこの恋は諦めている。
香月 柚(17)
『俺の名前は香月柚。牛丼好きで木登り好きなみつるの姉ちゃんだぜ!』
つつじの里出身のはぐれ者。
熱血で男勝りな泣き虫少女で、ちょっとブラコン。
弟・みつるの事は目に入れたら痛い程可愛いらしい。
つつじの里の反乱で両親が反つつじ勢力だったので、つつじでは反逆者の娘として玲達に負の感情を抱いている。
香月 みつる(14)
『香月みつるだよ、姉さんがさっきはごめんね。あんなのだけどボクにとって姉さんは尊敬する人なんだ。』
つつじの里出身の異端の少年。
姉同様つつじの里の反逆の子として生きて来たが、姉と違いみつるはつつじの里に特別な思いを抱いている。
姉は尊敬と心配の感情がある。
今はある使命のためリーフィ村で姉と一緒に暮らしている。